何をかくそう今わたしは週休三日制で働いている。
そう、政府が正式に検討に入ったと言及したその制度を今実践中なのです。
(「選択的週休3日制」政府 導入に向け検討進める | 働き方改革 | NHKニュース)
今働いている会社は完全に“終身雇用制”“年功的賃金制”を”旧式な会社の在り方だと定義づけ、そこからの脱却へと舵をきった。
それと抱き合わせで新しい人事制度が導入され、副業の解禁や、自己都合退職時の退職金の上積み、そして週休3日制の選択可能など、「従業員の働き方の自由度拡大」の仮面をかぶった早期退職勧奨がはじまったのだ。
わたしといえば、1月にこの新しい制度が導入されるや否や、その制度設計書を熟読し、2月には自分の仕事まわりを見直したうえで「週休3日いけるな!」と見積り、そして3月には定例面談の場で上司に「週休3日、やってみてもよいだろうか」と打診、上司の反応が好感触なのをとらえると、すかさず「やります」と申し出て、そして今実際週休3日の暮らしをしているというわけだ。
“上司の反応が好感触”と上述しましたが、それもそのはず。
この制度、本来平日に5日勤務すべきところを、そのうちの1日を“欠勤”することによって本来の週休2日だけの休みに1日上積みができるという設計で、要はその上積みができる1日はあくまで“欠勤”と扱われる。
よって定例月次給与額から“欠勤日数”と日給相当額との積算額が差し引かれるというわけで、制度利用者からすると“身を切る選択”なわけだし、一方会社側からすれば人件費が削減できる“ウェルカムな制度”というわけなのだ。
大多数の人がその制度を利用するのにメリットなどなさそうだと思うだろう。
ではなぜ私がこの制度を利用する選択をしたのか?
その答えは「時間を買う」という感覚に近い。
1年後2年後の一分一秒より、今この時点での一分一秒を獲得し、転職活動や、副収入源の創造活動や、ブログ投稿など、なにか未来への種まきに充てたいと考えたからだ。
今減給というリスクを取って、未来においてスキルアップや副収入というリターンを享受することを期待する格好で、大くくりでいう自己投資だという考え方に対し今の自分は十分腹落ちできている。
そんな状況下で、今のところ実践したことが転職活動というわけだが、種まきはすれど芽が出ない。
でも行動した自分を「あっぱれ」だと自画自賛している。
、、というわけで今後もこの場でいろいろ綴っていこうと思っております。