アラフィフ転職活動成功のために大事なことって？
みなさんはアラフィフが転職活動を成功させるのに大事なことは何だとお考えでしょうか。
アラフィフであり、目下転職活動中のわたしが経験から思うに、それは「立ち直る力」や「したたかさ」・「しなやかさ」ではないでしょうか。
アラフィフの転職活動では落込むことが当然ある
かく言うわたしは、先日“本命先”と定めた会社の選考で、面接まで進んだすえに不採用通知を受け、深く落込んだ。
そして当然ながら、落込んでから、立ち直るまでには、結構な時間が、正直なところ必要だった。
立ち直るまでの過程
アラフィフのわたしは、不採用通知を受けて実際に落込んだ。しかしそこからきちんと立ち直って、そのあとも転職活動を続け、今に至っている。
転職活動をする中で、落込んで、そこから立ち直った過程を、今振り返ってみる。
振り返ると、気持ちには波があり、不採用通知を受けた直後はなぜだか元気だった。「次だ次だ！」などと心で唱え、気持ちは未来を見据えられていた。
しかし２日、３日と時間が経過し、気持ちは急激に下降していった。「転職は無理なのでは、、」との考えが頭をかすめ、未来に光を見い出せなくなっていたように記憶する。
そこで4日目、戦略的に、一日中ぼーっとすることを試みた。わたしに“瞑想“の心得はないながらも、これはもしかするとその作法に似た方法だったのかもしれない。
すると５日目には、すこしずつ気持ちが上向いていき、「きっと次がある！」、わたしはそんなふうに思えるようになっていた。
アラフィフだからこそ、したたかに、しなやかに
アラフィフが、これまでの人生を生きる中で、身に着けた大きな財産の一つが、「したたかさ」、「しなやかさ」ではないだろうか。
アラフィフともなれば、人生の修羅場を切り抜ける経験を幾度もかさね、したたかに、しなやかに、あらゆる困難から立ち直る、その術を十分に心得ている。
だからこそ、この「したたかさ」「しなやかさ」は、アラフィフが転職活動を成功させるうえで、大事な武器になると、わたしは考えている。
人生で負うダメージは、いつの日か人生を彩るスパイスに
ひとつ言えるのは、転職活動を続けていく以上、わたしは相応のダメージをこれからも受けることになるだろう。
それがわかっているだけに、正直に言えば、わたしはすぐにでもこの土俵から降りてしまいたいと、実はいつも思っている。
しかしその一方で、いつか困難を乗り越えた先に、すがすがしい表情を浮かべた自分と出会えるのかもしれない、というわくわく感が常にあるものだから、わたしはこの活動を続けてきたし、そしてこれからも続けていく。
どちらかというと、意味もなくプライドが高いところが、以前のわたしにはあったかもしれない。
そんなわたしが、アラフィフになって転職活動をする中で、たくさんのダメージを受け、ボロボロになり、格好の悪い自分を直視せざるを得ない状況に置かれた。
そして気づいた、ボロボロになり、格好悪い姿をした自分こそ、むしろ人間臭くて、魅力的であるはずだと。
失敗してもすぐにリ・スタート
ところでわたしは、今も転職サイトを毎日チェックしている。
求人をみて、“お気に入り”に登録すると、たまに「あなたの応募を歓迎します」というメッセージが送られてくる。
わたしはわずかでも可能性があるならば、躊躇せず応募するようにしている、だからおのずと「書類選考不合格」の通知もどんどん積み重なっている。
それでもわたしは毎日転職サイトをチェックする。もはやこの作業は、筋トレさながらわたしのルーティーンになった。
こういった反復作業をしていると、確率は確かに低いのだけれど、たまに書類選考を通過することができる。
だからアラフィフが転職をあきらめる必要などないとわたしは思っている。“転職市場が買うべき自分”をいつもイメージして、わたしはこれからも前に進んでいく。