アラフィフの筆者は3年間の転職活動の末、実は半年前に転職を成功させた。
目下転職先の新天地で6か月目を迎えており、やっとこれまでを振り返る余裕が出てきたところである。
前職が金融機関の一般職正社員として事務全般に30年間余り一貫的に従事してきた私は今、IT系コンサルティング会社の総合職正社員として社長秘書として働いている。
他業種へのキャリアチェンジではあったものの、秘書検定1級資格を有していたことが幸いしてか、年収は前職時代と比較し約100万円ほどアップした。
内定が決まった半年前、その時点で書類選考に200社、面接には30社は落ちてきていた自分が、内定をもらえるなど想像していなかった。あの頃は転職活動が当たり前のルーティーンのようになってきていて、一種の社会見学のような感覚を持っていたようにも思い出される。言ってみれば趣味のようでもあった。
そんな思いの中で内定の知らせはもたらされた。
30年以上1社のみで働いてきた中、転職活動をしてはいたものの、ほとんど内定などもらえるはずのない転職活動と考えているところもあり、内定の報を受けた時は「えっ、内定って言われても、どうしよう、、」という感じであった。ほとんど自分事とは感じられない数日をその後過ごした。
結局私は内定通知に対し「受諾する」との返事をした。大きな決断であった。そして今に至る。
今後少しづつ、自分の転職活動について、振り返り、そのうえで湧いてくる思いを少しづつ綴っていきたいと考えている。